やるしかない

本業が相変わらず繁忙。
 
10月まで居た部門は海外に合弁会社を設立した関係で一時休止状態、
 
で、同じ会社の別部門へ出向しています。
 
同じ会社といっても全く違う業務内容。
 
作る製品は勿論、周りも知らない人間ばかり、機材等も見た事もないようなものまで多数。
 
自分は今の会社に中途採用されています。
 
通常、中途採用はしない会社なんですが、大手製造業に多い
 
「手薄になっていた30代から40代前半の層の強化」方針の打ち出されたスキに忍び込みました。
 
したがって、入社するために自分のスキルについて多少のホラ・・・というか誇張はしています。
 
「何でも出来ます」いや、「何でもやります」と。
 
したがって会社からすれば、何でも出来て当然だろ?って扱いなので・・・
 
溶接、ガス切断、天井クレーン操作、フォークリフトフォークリフトに10mの牽引台車、取り付け、組み立て、図面の確認、計測、塗装仕上げ・・・と、何でも屋です。
 
正直、全部が全部は完璧には出来ません。
 
全部が68点くらいの出来です。
 
でも、やるしかない。
 
会社の若手連中は「自分、やった事ないんで・・・」といつも逃げるんですが、自分には逃げるという道は与えられていません。
 
出来なくても、やるしかないんです。
 
結果、そんなこんなで3年経って思いますが
 
「やればどうにかなる」
 
その為には
 
「人がやってる様子を盗み見するべし」
 
これに尽きます。
 
気難しそうな職人のオッサンも、こっちが根気良く(しつこくとも言う)やってれば意外に手とり足とり親切に教えてくれたり。
 
仕事って、結構自分自身が勝手に「出来ない」って決め付けてることが多いような気がします。
 
出来ない・・・のは、初めてやる事なら当たり前。
 
いつかやらなきゃ一生出来ない。
 
そんな事の繰り返しの毎日です。