3相オープン式レギュレータ

 

最近、問い合わせ&取り付け加工依頼の増えつつある

 

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画像右の巨大なレギュレータ。

 

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中身は

 

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レギュレータ/レクチファイア(REG/RECT) | 二輪車製品 | 新電元工業株式会社- Shindengen

より抜粋、レギュレータってよく分からねーなーって人は読んでみてください。

 

近年のジェネレーターは高出力化に伴い、どうしても熱的に辛くなるのは構造的に仕方ないのですが、

薄型ジェネレーターも例外でなく、高出力な分、コイルもハーネスも熱を持ちます。

 

実際にはノーマル発電系もかなりの熱を持つのですが、ジェネレーターを交換したことにより、これまで気にしていなかった部位を触ったりすることで「あれ?」「こんな熱もつんだっけ?」と言われる方も多く。

 

一部のユーザーさんから、このオープン式のレギュレータのほうが幾分、発熱の面では抑えられる気がする、との事でこちらでも何台かで検証中ですが…

 

泣かされるのがこの巨大さ。

 

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カプラー方向の本体寸法が120mm、カプラー部の余裕を考えると150mm以上は長手方向のスペースが必要で、

スカチューンのZや、ウオタニ/DYNA2000の大きな点火ユニットや点火コイルシート下移動させている車両、小型バッテリーBOX化させている車両では取り付けがかなり厳しく、、、

また、このレギュレータは殆どが巨大な放熱フィンで構成されていることからも分かるように、レギュレータ本体をちゃんと冷やす必要もあり、完成された車両に後からすんなりと格好良く取り付けられないのも現実です。

 

今のところハーネスの正しい結線、日常チェックさえきちんとしてやれば4〜5万km走ってもトラブルの出ていないMOSEFTタイプの物を使っても問題はないと判断していますが、

気になるなって方は試してみてください。

カプラー形状は同じです。