今日も修行
今日はアルミのTIGで最も苦手な「スミ肉溶接」です。
要するに、底面に対して垂直な板を溶接するアレです。
平面同士をくっつけるのは簡単。
でも、実際にモノ作りになるとそういう溶接よりも圧倒的に「スミ肉溶接」の場面が多いです。
しかも、TIGって大体仕上げで使うから、見た目がきれいじゃないとダメ。
で、今日は曲面をスミ肉溶接、しかも溶棒が途切れるまでは一回もアークを消してはダメ!っていう課題。
立った姿勢で、上から覗き込むようにして色んな角度に手首を動かす必要があります。
帯板を3枚付き合わせ裏波溶接した後に、U字に曲げた材料を両面全周溶接します。
Uの内側なんて、もう、手首の角度がツラいなんてもんじゃない。
結果・・・
(画像クリックで拡大)
イマイチです。
座って、固定された角度で一方向に溶接していくのは簡単ですが、こういう風にフリースタイル溶接?したのは初めてで、こんなに手首が震えて難しいとは思いませんでした。
しかも熱が入るとどんどん溶け具合が早くなる。
電流管理と速度調整、溶棒の送り具合も難しい・・・
一応、合格印は貰いましたが、”昔の"JB製品みたいに「コレ、本当に人がやったの?」みたいな芸術性には遠いですね・・・