気圧

標高1m

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1008.7hPa時にSP-TDCのバキューム値(大気圧)は203を表示

700m弱ほど登山…

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937.8hPa時にSP-TDCのバキューム値(大気圧)は180を表示

簡単に言うと、このシステムでは全開時の噴射時間=最大負荷時=大気圧となっています。

要するに、インマニ内の圧力と大気圧との差がゼロになった時が全開って言う判断。
自然吸気エンジンならインマニ内の圧力が大気圧を超えることは絶対に無いので。

海抜ゼロに近い大気圧の高い所で全開時(最大負荷時)のセッティングを決めてから標高の高い、気圧の低い場所を走ると、最大負荷時に当初設定した大気圧に達しない為、燃調が薄くなります。

しかしながら上手く出来ている物で、標高が上がれば実質的に空気(酸素濃度)も薄くなるので、それが幸いしてさほど違和感なく乗れてしまいます。

しかし…大概の場面では普通に乗れますが、500m登った辺りからやや違和感が出始めます。
まあ、これはキャブと同じ程度の違和感ですが。

アイドリング時の空燃比に大きな差は無いのですが、乗った感じは薄いような…。
試しにコントローラーで少し燃料を増量してやると、良い感じになります。

考え方を変えて、元々少し標高の高い場所でセッティングすると言う考え方もありますが。
海抜ゼロで90点位の所に持っていって、200m位の所で100点、1000mで75点目指すか?

ツーリング中に山に登ることはあっても、地下に潜ることはまず無いですからね…

やっぱり大気圧補正程度は欲しいかも。

でも逆に標高高い所で気圧補正かけると、酸素濃度は実質的に減るわけだから、厳密に言うと今度は濃い症状が出るのか?

とまあ、何だか気難しい事書きましたが、普通に乗れていますからね…
キャブと同程度の変化だとは思いますが、インジェクションやり始めてからセッティングに凄く神経質になってしまいました。
何せ妥協出来なくなる、諦めが付かなくなるので…