アナログvsデジタル

仕事の話。

超大型の工作機械。
フライス盤でいうならテーブル送りが10m、20mあるような機械の話。

こうやってぐっと冷え込んだりすると、最新機器はエラーが多発。
何せセンサーやらなんやら山ほど付いていて、各軸のバックラッシュやらなんやら自動補正するプログラムが入っている。
それらが急激な気温の変化から来るテーブルの寸法変化や作動油の粘度変化に対応しきれず、エラーコードと警報出しまくって、結果的に機械が使えなくなる。

かたや50~60年前のドイツ製の工作機。
余計な物が付いていないから何も起きない。
もちろん外的要因による誤差は出るけど、そこはオペレーターが現物に合わせて操作してクリア。

高性能なのはどっち?