騒音規制
さて、業界では道路運送車両法施行規則等関係規則(自動車騒音関係)の 一部改正
が話題です。
まあ、内容は読んでもらえば大体お分かりいただけると思いますが
要は今後生産されるバイクに対する走行騒音規制が半端じゃなく、世界一?厳しくなるということです。
事実上、この諸処の規制をスポーツモデルがクリアするのは現時点でいうと「ムリなんじゃないか?」と言われています。
また、仮にクリアできても逆輸入車に関してはこれまでの「ブレーキ制動力証明(eマーク)」「排ガス試験成績表」にプラスして「走行騒音試験」の項目が追加されます。
これをイチイチ一台ごとに試験して成績表を作るのは事実上無理。
とまあ、旧車乗りにはあまり関係ないようなお話ですがしかしお役人って・・・
頭カタイですね。
街で騒音撒き散らしてる現実を見ると、大半が250cc以下のスクーターやまともに車検通していない(闇車検で通す旧車会仕様、どう見ても法を無視したチョッパー)ようなバイクばかりです。
で、マジメな庶民が乗るバイク、しかもフルノーマル車の規制を厳しくしたところで何の意味があるんでしょう?
やるべきことは横行している一部指定工場の闇車検を取り締まったり、街頭検査を強化したり、250ccにも車検と同類の制度(費用の負担の無いような)、問題を起こしている元凶を絶たないと無意味です。
いくら新車に対する規制を厳しくしたって、オーディオ全開、バカマフラー付けたビッグスクーターは1台も減らないでしょう。
マジメな人が損する法律・・・
謎の多い国、日本。