ＴＭＲ３６

なぜか不調と言う事で送ってもらったＴＭＲ３６、ＭＪＮキット組み込み品です。

早速私のＪに付けてみた所、やはり不調。

エンジンはかかりますがばらついたような感じでツキも悪い、負荷をかけるとストールします。

症状から察するにどれかが薄い、或いは二次エアを吸入しているかチョークシステムに不具合がある様な印象。

ニードルも画像右側の２番だけが吹き返し？でススけています。

２番付近にＣＲＣを吹きかけるとストール。

よくよくバラしてチェックしますがジェット類、通路には問題ない様子。

で、ず～っと観察してると・・・

ありました、おかしな点。

２番だけ、スピゴットが極々微妙に飛び出しています、要は締まりきっていないのでスピゴット付け根から二次エアを吸っている模様。

コレを締めれば・・と回してみますがシッカリ締まっています。

で、緩めてみるのですが・・・

ベルトレンチで１．３．４番は楽々緩むのですが、２番だけどうしても緩まない。

しかたない、２番スピゴットを破壊する覚悟で力技。

尋常ではなく緩みませんでした、苦戦。

結果・・・

どうも、元々どちらかの機械加工が悪かったのでしょう、ネジ精度が出ないままに出荷され、その後無理やりねじ込まれ、一見締まったように見られたもののカジりついてしまい微妙に締まりきらず二次エアを吸っていたようです。
ちなみにきれいな状態のネジはこんな感じ。

さあ、スピゴットは単体で買えますがキャブ本体のネジが１／２は死んでしまっています。

どうしよう・・・