待つしかない

Jエンジンは外注仕上がり待ち。

まあ、早々に上がったところで週末の僅かな時間しか組み付け時間は取れないから、焦ってもしょうがないんだけど。

結局のところ、エンジン全バラしちゃったんですが、組んでばらすだけでガスケットや加工済みの部品組むだけなら1日で終わる仕事が、つまらないことアレコレやるからこういう酷い目に遭うわけです。

JとかZエンジンって、凄く特殊な、何か大変なノウハウがないと組めない・・・

みたいに思い込んでる人が多いけど、

実はばらして組むだけなら極めて楽。

冗談ヌキでゼファー400より簡単。


ただ、そこに部品の劣化、欠品、余計な改造が入るからややこしくなるだけ。


で、結局組みあがってもワケのわからない中古キャブとか、化石のようになった点火系を使ったりするからどうもイマイチ??こんなもん??でしっくりこなかったりする。

或いは元々不調の原因はエンジンじゃなかった、とか。


例えるなら、3ヶ月ぶりに風呂に入ったホームレスが小奇麗になったところで、

結局3年洗ってないパンツと靴下を履いて旅に出るのと同じ事で、

トータルでみないと何の意味もない、って事が多い。


調子のいいバイクを作るって凄く簡単なこと。

昔から皆言ってるけど、

良い圧縮、

良い火花、

良い混合気、

その3個を抑えるだけ。

そのたった3個が、何故か勝手な思い込みや、たった数万円の出し惜しみで満たされないって、

結構、虚しいことだったりもする。


一度しかない人生で、どうせ味わうなら「これが完調の空冷2バルブだ」って、自己満足いいからそう思える瞬間を味わいたい。


だから、外注納期が伸びても、予算大幅オーバーしても、それは自分の踏み入ってしまった茨の道。

焦らずジックリ行こう。