絶版車乗りのたしなみ

バカってよく言われます。
 
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でもね、必要不可欠なんですよ、自分には。
 
普通に乗ってりゃ壊れないのかもしれないけど、馬鹿みたいなピストン入れてみたり、ノーマルタコメーターじゃ完全使用禁止区域を常時使ってみたり、
 
ブローすることもあるし、使用距離以上に傷んだり、消耗が早かったりする。
 
というか、シリンダはどう丁寧に気を使っても、オイシイのは2万km程度、3万走ればもういいかな・・・って感じになる。
動く、動かないで言えば5万、10万持つだろうけど。
 
ヘッドも同様、ただ動くってレベルじゃ満足できないとなると、O/Hのサイクルは早まる。
 
で、O/Hや故障、ブローするごとにそれから部品手配してるようじゃ、乗れない期間が長すぎる。
 
新品取れば済むこともあるけど、新品が出ないGPz系だと尚更。
 
ましてや程度の良い、或いは再使用可能な中古部品が常時手に入るなんて保証は何も無い。
 
早く直したい、乗りたいとあせるほどジャンク部品を買いあさって資金が減っていく。
 
っていうのが昔の自分のパターン。
 
で、以降、目に付いた部品は購入し、ストックすることにした。
 
これで随分救われたし、実際に役に立ったし、仲間の修理等も楽になった。
 
いじるにしても、「どうせ予備あるし・・・」と気楽に冒険できるようになった。
 
ローコンプ仕様がその最たる例。
 
圧縮比8.8:1で組むって宣言したとき、周囲の反応は冷ややかだった。
 
わざわざ?なんで??と。
 
結果、一緒に走って、誰もそんな愚問は言わなくなった。
 
もしも予備部品が無かったら、絶対こんな冒険はしなかったしね、実際。
 
 
やってみなきゃわかんないことって沢山ある。
 
よって、予備部品は旧車乗りのたしなみともいえる・・・