解明の予感

なんとなく解決の糸口が見えてきました。

スターターボタンをちょんと軽く押すと症状が出ず、
スターターボタンを深押すると症状が出る事が判明。

親指の動きの違いと液晶が消えてしまう関連性がわかります?

エンジンが始動しないようにガソリンの噴射は止めています、決して始動性が悪いわけではありません。


※上手く再生できない時はこちらから


動画には載せていませんが、クランキング時間を延ばしても結果は同じでした。

ほぼこれが答えになりそうです。

問題は、何故突然に症状が出始めたのか、ですが、推測としては当初は新品で取り付けしたハンドルスイッチです。
スターターボタンのリターンスプリングの反力がそこそこ強かったのが、使っているうちに反力が弱ってきて、同じ力で操作してもスターターボタンが深く押されるようになってきた、
あるいはボタンの戻る速度に変化が出てきたか、
この辺りが症状の発生した要因ではないかと。

ただ、こんなシビアな部品ではないので、これはもうスイッチハウジング樹脂部とスイッチ部の単体での寸法個体差と組み合わせ寸法の問題かもしれません。

コメントにもいただいたのですが、スターターボタンスイッチ部の接点が、ポイント式点火の接点部のような感じになってノイズを発生させているのかな?と。
後はこのスイッチ自体が引き金となって、スターターリレーに何らかの影響を与えている可能性も捨てられません。

以前からコメント欄に、ナイショモードで
「自分のV120は始動時に液晶画面が消えて、始動不良になる事がたまにあって困っている」
といった内容のコメントを頂いた事が何度かありました。

その時は、へぇ、そんな事もあるんだね程度に考えていましたが、もしかしたらその方の車両にもこんな原因が潜んでいたのかもしれません。

普通、セルモーターが勢い良く回れば、スターターボタンがおかしい、スターターボタンに異常あり、って思う人居ませんし。

さすがに、セルモーターが回らなければ考えますが。

さて、対策はどうするか。

とりあえず、優しくそっと操作するという事でこの連休は乗り切ります。