パーツクリーナーの使用法
ドコのガレージにでもあるパーツクリーナー、ロング缶。
脱脂作業に使ったり、ステッカー剥がしに使ったり、何かと便利ですが
メカニックは皆知ってるのに、サンデーメカさんが意外と知らないのが
「ゴムの滑りを良くする」効能があることです。
一時的に表面を軽く溶かすので、
チューブの中に配線を通すときに使ったり、キツい新品のハブダンパーをハメ込むときに使ったりします。
で、J系の泣き所がサイドカバーのグロメット。
カバー裏の3箇所のイボを受け止めるゴムです。
特に後方、リアサスに近い部分のグロメットは奥まった部分についていて入りにくい。
おまけにグロメットが劣化、硬化しているとイボの入りが悪くてイボがポキッと折れちゃった人も多いでしょう。
そこで、サイドカバーをつける前に少々グロメットにパーツクリーナーを噴霧。
スルリと入り、乾けばがっちり食い付いてくれます。
何事も、下準備が大切なんです。
いきなり抵抗のあるところにねじ込むから悲劇が起きるんです。
昔の人もよく言ったもんですよ・・・
親しき仲にも前戯あり
って。