弱肉強食
弱肉強食。
なんだか最近、この言葉の意味を履き違えている人が多い気がしてならない。
強いものが弱いものを食らう。
それは生きるために必要だから食らうわけで。
その強者でさえも、より強い誰かに食われる可能性がある。
そして弱者を食らうのは生きるために必要な必要最小限。
無意味に殺したりはしない。
ところが人間界はどうだろう。
自由経済の日本、社会には競争があり、敗者と勝者が生まれる。
しかしこれは弱肉強食とはまた違うと思う。
ただの弱いものイジメ。
勝者が敗者を全て乗っ取る、奪うことが当然のようになっているけど、勝者に全てを奪う権利を与えていいのか?
武士の情けではないけれど、何も全てを奪いつくす必要は無いだろうに。
こんな競争を繰り返していたら、結末は見えている。
大資本だけが生き残り、社会を独占する。
こういうところまでアメリカ化してきたね。