知らんかった

Zヘッド。
 
まあまあ珍しい初期のニップル台座のなごりヘッド。
 
画像の赤丸部分に初期は穴があけられ、ネジを切ってあり、そこに負圧取り出しのニップルが付いていた・・・
 
と、Zフリークなら誰でも知っている、世間一般では誰も知らない、知る必要も無いこのネタ。
 
イメージ 1
 
ここが初期以降は穴あけされず、鋳型だけがそのまま使われたので、こうして無意味な形状が名残(なごり)として残されている。
で、通称なごりヘッドと呼ばれる。
つまり最初期型ではないけど、かなり初期に近いM6スタッドヘッドにのみ残されている、というのが通説。
 
しかし実際は、スタッドがM8に強化されたゆわゆる後期型丸ヘッドでも、KZ900LTD等では出荷時から初期なごりの鋳型が使われていて、なごりヘッドでありながらスタッドはM8、となっている。
 
イメージ 3
 
と、クソつまらない話はいいとして、これって結構使える。
 
だって、ここに後加工で穴あけして負圧とれば、J系インシュレーターを無加工で取り付けて、負圧も取り出せる。
キャブの同調取る時とかに楽だし、負圧燃料コックの装着や点火時期制御に負圧をフィードバックさせることも容易になる。
 
というのは今回のネタじゃなくて本題はこっち。
 
はなれて見ると・・・
 
イメージ 2
 
変ですよね。
 
そう。
 
イメージ 4
 
通称角ヘッド、mk2ヘッドです。
 
しかも外したのはA4の最終に近いもの。
 
手元のほかのヘッドや画像見たのですが唯一これだけがなごりの角ヘッドでした。
 
結論
 
「mk2系なごりヘッドは普通に存在する」
 
 
 
99%の人は
 
「だからどうした!」
 
と思われると思います、・・・それが正常です。