正常化・・・
最近、エンジンO/H時には
「可能な限り純正スペックで、長持ちに・・・」
ってオーダーが全国的に圧倒的多数みたいです。
時代は変わりましたね・・・
ユーザー層が変わったのか?
製造から30年以上の月日がそうさせるのか?
或いは「改造」で痛い目見たのか?
いずれにしても・・・正常化してきましたね。
必要ないパワーはいらない、
寿命を縮めてまでパワーはいらない、
当たり前のことに気付いた人が増えたんでしょう・・・
パワー=速さに繋がらないのがバイクの面白い所で。
開けられないエンジン、つまり暴力的加速性能を与えたユニットが必ずしも速いとは限らない。
立ち上がり時のハイサイドに怯えて開けられない
峠の上りコーナーでフロントがパワーリフトしてしまい、スロットルコントロールに疲れて開けられない
車体が不完全だからそもそも危なくて乗れない・・・
意外に弄ってから初めて気付かされます。
勿論ハイコンプなどの極端な仕様になるほどセッティングもシビア、ブローとの攻防戦。
増大した発熱量との戦い・・・
高級オイルを湯水のように使い、壊れるなよと御呪いを唱える・・・
5速10000rpm、ブローと後輪フルロックの恐怖・・・ハイコンプ仕様で回し続ける度胸があるか?
要は、「覚悟は出来てるのか?」って事。
覚悟してるなら、ずっぽりハマってしまえばいい。
だからまだまだパワー追求します。
寿命と引き換えに・・・
馬鹿は馬鹿なりに、真剣にバカさを追求しています。