連休終了…

3泊4日の北海道周遊も終わり…
帰りの機内です。

シーズンだけあって、北海道はどこもバイカーだらけでした。

Zは極僅かに走っていましたが、やはりFJ1300を筆頭に国産ビッグツアラーとBMWのGS系が特に多かった気がします。

年齢層は圧倒的に中高年がメイン。

みんな真っ赤に日焼けして楽しそうな笑顔が印象的でした。

何だか最近…いや、ここ数年でしょうか、自分の周りだけではないと思いますが、ZやJ持ってても、いつも何かトラブってイライラしている人、常にどこかに不具合抱え続けて乗らないまま車検切らして放置プレイな人、いつツーリング誘ってもどこか壊れてて遠出が出来ない人、凄く増えた気がします。

もっとも、自分もそういう時期があるし、自分の所で預かっているエンジンで希望の程度の部品が見つからない、予算が尽きたなどで半放置プレイになってるモノもあるので人の事は言えませんが。

で、たまに思うんですよ。

これって、趣味なの?
それとも修行かなにか?

矛盾を感じることもあったり。

Z命なんだ、コレじゃなきゃダメなんだ!

とか言いつつ、1度も調子いい状態見たこと無いよ?
Z命って言いながら、いつも中途半端なケチケチ修理と変な流用で、直してると言うより弄り壊してるんじゃない?って喉まで出かけそうになる人とか。

他のちゃんとしたZに乗ったことが無いから、自分の車両がマトモじゃない事に気付けてない、不具合を全部乗り味だと誤解している人とか。
ただ、どうも乗りにくい、疲れるから遠出は気が進まない、古いバイクはダメだな、みたいな…


あんまり書きたくないけど、正直、40年と言う月日はそろそろ車両の限界に達しているのではないかと感じさせられます。
フレームなんかにしてもお世辞にも材質的にはさほど良いパイプを使っているわけでもなく、ブラストしてみたら錆びてて穴があいたとか、クラックが見つかったとか珍しくありません。

まあ、それでやーめた、とは行かないのが大半なので、そこを継ぎ接ぎしたりして分厚い塗装して誤魔化してるのが現実ですが。

なんか、そう言うの見てると冷めちゃうんですよ、自分は。
ハリボテに見えてしまって。
それを商売にしている人が居るんだから横槍入れちゃいけないけど、もう、そう言うのってフレーム番号とか年式とか仕様地どうこうじゃなくて、オートバイとしての寿命を終えたんじゃないの?と思えてしまって。
そこへ向けて修正とか補強とか何とかって、なんかもう違うだろ?みたいな。

エンジンもまた然りで。
レースもしないのにむやみにボアアップして、わざわざ寿命縮める行為に大金注ぎ込んで、はい、夏場はオーバーヒートで乗れません、熱が厳しいからリッター3000~4000円の高いオイル入れて頻繁にオイル交換しないと保証出来ないってショップに言われました、ファンネルでセッティングしてるからパワーフィルター付けないでねって言われました、で乗るのが億劫になって距離伸びず、とか。

あとは必要もないのにわざわざ旧式のレーシングキャブに変えて、絶好調とか言いつつも休憩の度にニードル変えたりAS弄ってずっと黒煙吹いてる人とか…
いつになったら絶好調見せてくれるの?みたいな。

もちろん、お金に余裕ある人が実寸大のプラモデル感覚でどうせ乗らないけど、昔の憧れを…とか言いながら作っているのも知っているし、自分のお金をどう使おうが自由ですが、どうも結果として笑顔になれていない人が多い気がして。
そしてそのイライラを違う方向へ向けてショップと揉めたり仲間と揉めたりわけわからんグッズ買いあさってドツボにはまったり。

仲間への意地とか、見栄とか、ここまで投資して今更降りられない、そっちのしがらみに捕らわれた結果、結局お金だけなくなってツーリングの思い出も、笑顔もなにもない…。

何かネガティブな記事になってしまいましたが、最近色々思うことが重なって。

憧れて買ったはずのバイクなのに、結果、バイク降りるハメになっちゃったとか立て続けにあったりで。