沈黙は金?
TwitterやInstagramといったSNSが一つの文化となった今、
商売をやられている方は屋号や企業として、事業の大小に関わらずその手のSNSのアカウントを作成されていることが大半。
別にバイク業界に限定した話ではないですが、
SNSを企業が広告媒体に利用する場合はそれなりに精査された内容を投稿されているとは思います。
個人事業者の場合には企業として、且つ個人の思想、思考、そういったある意味ナマの声をダイレクトに織り交ぜた内容である事が多く、それもまた単なる企業広告とは違う面白さがある。
しかしSNSと言うのは発信する側が思っている以上に多くの人の目に触れていることを意外と意識していないような場合も。
他社の製品や方向性を揶揄する様な内容を「某どこどこの〜」などという表現で軽々しく投稿するのも想いがあっての戦略なのかもしれませんが、忘れてはならないのはそれをやり始めると今度は自分がそれをやられるターゲットになる、標的にされるという事。
個人の呟き程度に軽い気持ちで書いた内容でも、アカウントが企業として作られた物であれば、それはもうその企業の思想と方向性として世に発信されたという事。
いいねの数が必ずしも見た人の総意ではない、
寧ろ、内容を読みはしたけど足跡を残さない人の方が多いのかもしれない、
その記事を書いた時点から、それまで無関係だった人、中立だった人、企業、団体を敵に回したかもしれない。
そこまで考えてSNSを利用するか否か?
自分目線のレベルで「どうだオレ凄いだろ」と書いたつもりが、
逆にその道に特化した分野の人から見れば
「今更そんな事やってるの?」
「そんなことも知らずに今まで仕事してたの?」
なんて事はどんなジャンルにも多々ある事で、
そう考えると、個人の想いなんか不要、業務内容の更新のみ、
色んな投稿を巡回して見ていると、つまり沈黙こそ金だという方向性を貫くのも一つの戦略じゃないのかなと思わされた最近の出来事でした。