2020

2020年を迎えました。

 

一昨年辺りから仕事、生活共に徐々に取り巻く環境に変化が出てきて、

昨年からバイクに費やせる絶対的な時間など、これまでと異なる付き合い方をしていこうと決めて、実際に1年が経ち。

 

具体的には自身での工作物は簡単な事以外は基本的にやらない。

設備投資もハンドツール、計測用具のみに限定。

工作物は図面と指示書だけの作成として100%外注化してより時間と場所を有効利用する。

 

これは結果的に良い方向に出たかな、と。

「出来るんだから自分でやれば安い」という概念を思い切って捨てて、その時間を使って稼げる分野で稼ぐ、焦らず組み付ける、そして遊びに時間を使う。

 

振り返ってみれば、依頼されたエンジン組付や各種フィッティングパーツ製作、薄型ジェネレーター製作も御依頼分は昨年は全て遅れ無く引き渡し完了で、ご迷惑をおかけする事もなく。

今までドタバタしていたのは、結局自分の時間の使い方の効率が悪過ぎたのだなと反省。

 

とは言っても、物を作るというのは簡単では無く…

細部が全然こちらの思い通りの物に仕上がらず、数十万円分のスクラップを作ってしまったり、思い出すだけで泣きたくなるようなこともありましたが。

 

そして昨年は久々に岡山国際サーキットのライセンスを更新。

考えを改めて、行けるかどうかわからないからライセンスを取らないと言うネガティブ思考ではなく、

天候にも左右される上に不定期開催の走行会にいつ行けるかわからないから、いつでも走れるライセンスを取っておく、とポジティブな思考に。

 

確かに回数を通うのはなかなか大変なのだけれど、いつでも走れると言う心の余裕を買う事でストレスも随分無くなりました。

 

考えて、作って、走らせる。

レベルは低くてもやっぱり一通りの自己完結をさせる事が自分のバイクに対するスタンスなので、講釈ばかりで走りはサッパリ、なんて言う広島弁で言うとことろ「カバチタレ」にだけはなりたくない。

 

そうならない為にもサーキットと言う要素は今後も長い目で見ながら可能な限り取り入れていきたいな、と。

 

とか書いてみましたが、30年も40年も前のバイクを良い状態で今後も走らせ続ける為には、一個人である自分が足掻いたところでどうにもならない事だらけで、やはり本業の方、プロショップの方々、どっぷりな濃いエンスーな方々のご協力無しでは成り立ちません。

 

本年も宜しくお願い致します。