タンドラは悩ましいクルマである

気付けばタンドラに乗って2台、約9年目。

 

1台目はダブルキャブのLIMITED

現2台目はクルーマックスのPLATINUM

 

2台合わせて11万km程乗った。

 

正直、もう充分に味わったので満足して次の車は何年か前から考えているのだけれど…

 

タンドラの欠点として、そこそこにどこも良く出来ている、そこが悩ましいポイント。

デビューからもう13年が経っているので時代遅れ感は否めないのだけど、良くも悪くもトヨタクオリティ。

 

ライバルにはシルバラード、シエラ、ラムの1500、あとはF150があるのだけど、

パワーに関してはどれを乗ってもV8モデルは大差無し、強いて言えばシルバラードとシエラの6.2Lは力強さと燃費の両立という面ではタンドラを上回るけれど…

フォードだけは3.5LのV6ターボエンジン、エコブーストを搭載して独自路線。

これは乗ったことがないので不明。

 

ハンドル切れ角含めた操作性、そして居住性…特に後部座席の広さと快適性は日本人にはタンドラの方が良いと感じるのは自分だけでは無いはず。

居住性と言う面ではラムトラックのララミー以上のグレードは足回り含めて結構良いんだけど、敢えてタンドラから乗り換えるほどの強烈な魅力があるわけでもなく…

勿論、新しい年式のモデルはトップグレードなら安全装備、快適装備などは追加はされて、内装もそれなりに良くなっているけど、

そもそもが元は同じ積載量クラスのトラックなので、劇的な違いは特に無し。

 

 

となると必然的に?もうワンクラス上のトヨタには無いHDシリーズ、シルバラード/シエラ2500、ラムトラック2500、F250も視野に入るのだけれど…

こちらはもうヘビーデューティという名の通り、完全にトラックとして特化していて、クルーキャブモデルならどれも全長は6.2mを超えるし、使い勝手ではタンドラのようには行かないのは目に見えているけれど、確かに魅力大。

ただしお値段と入手ルートもそれなりに。

 

と、悩ましい堂々巡りに陥ってしまう。

お金の問題じゃなくて、全く別の悩み。

 

そもそも、でかい車に対する憧れって、振り返ってみれば某氏のフォードエクスカージョンだったな…とか思い出すと、

なんとか生きているうちにエクスカージョンのディーゼルモデルに乗りたい気持ちも捨てきれず。

ただエクスカージョンも特に7.3リッターのパワーストローク搭載モデル生産終了から17年。

もう今から探すには遅すぎるのか、今探して乗らないと間に合わないのか…

 

悩ましい日々は続く。