ひといき・・

Z1000R2の作業も順調に段取り通り進み、完成が待ち遠しい気持ち反面、春先からの自分の進路への不安も高まりつつあるこの頃です。

作業中のローレプに関しては、ほぼやりたいようにやらせてもらってるので、作業しながら自分の夢を具現化していくようでもあり・・・

一方で自分のアイデアと技量を試される卒業検定のようでもあり、プレッシャーも心地よく感じます。

なんだか物凄く手を入れているようにも見えますが、私のポリシーは貫いているつもりです。


一見して「改造車!」と見えるような虚飾は不要

シンプルイズベストの精神、角度、配置に機能美を見出す

モノをゴテゴテ取り付けるのはカスタムじゃない!交換、改良を練る

必要最低限、通勤にも使えること

そして常識的技量のあるメカニック&設備があれば、製作後、何処でもメンテ、整備、修理が出来ること


これはノーマル風チョイ改でも、17インチのコテコテ改でも同じ考えでやってきました。

たとえば私のJ、意外にも?メインハーネスは完全無改造です。

メーター周り、ハンドルスイッチ、ゴッソリ社外で、点火系も完全別物のツインプラグですが、メインハーネスには一切手を加えていません、エレクトロタップの一つも噛ませていません。

いつ、誰に転売しても修理時の配線図はR2のEURを見ればわかるように出来ています。

そりゃそんなの自己満足ですけどね、だけど元々自分が修理屋だから思うんですよ。

誰がどう組んだ大改造車だって、きちんと勉強した人間が、理屈通り作っていれば何ら怯える事は無い。


人にバラされて、恥ずかしい思いはしたくないですね。