治療

地方都市の悩み、趣味に特化したクルマ/バイク屋が少ない。

仮に予算があって、60~70年代のクルマやバイクが欲しいと思っても、行動範囲に取り扱うお店が無いとか。

で、もう聞き飽きてウンザリってくらいに、勢いで通販で買ったものの、その後のメンテや修理で行き詰まり、放置プレイor的外れDIYでいじり壊してそれっきり…
どうにかならない?って相談受けます、Zに限らず。

残念ながら私もそこまでの器量も余裕も無いし、そういうのを好んで受けてくれる余裕のある知り合いも、なかなか…

で、最近ちらほら聞くのが、遠方の店に修理に出して揉めるパターン。

個々のケースがあるので一概には言えないけど、やっぱりコミニュケーション不足から来るものが殆ど。

驚くのは数十万円どころか3桁に届くような費用を投じたのに、やりとりはメールだけ、実際に店にも行ったことも無いし電話すらしたことがない、とか。

まあ、、それで上手くいったならいいけど、そうでなかった場合…

ズレの原因って、結局、依頼側の【修理】と【改造/カスタム】の境界線と、作業者側の思う境界線にズレがあるパターンではないかな、と。

修理と改造ってそもそも根本的に違うものなのに、本来必要のないモノを取り付けられたとか加工をされて予算オーバーの請求書にびっくりした…とか。

笑えない話で、Zではありませんが若者に最近人気のGS400、不調に陥った後輩がネットで見つけたその手の専門店?に陸送かけて修理依頼、数ヶ月して帰ってきた車両を見たらカチカチに硬化して少しひび割れたイグニッションコイルはそのままに、ノロジー?みたいなプラグコードとイグニッションコイルへの一次電圧UPユニットを取り付けられて、イリジウムプラグ付けてアイドリング上げただけ…
結局不調は根本的には直らずって笑い話みたいな事も。

見かねてその場でポイント磨いて、ポイントギャップを揃えて、プラグを抵抗無しのNGKのスタンダードに換えて、キャブホルダーの座面に応急でシールし直したらそれだけで普通に乗れるところまで回復しましたが…

結局、その程度でやってるところもまだあるんだって事です。

多分、そういうお店に実際に足を運んで作業者と直接話をしていたら、ここはダメだなって判断出来ただろうと思うんですが…