ブログは怖い

ショップ、個人で開設されるブログ。
 
作業風景の画像を掲載されていますが・・・・
 
中には
 
「え?それってマズいんじゃない?」
 
なんて画像も結構あったり。
 
 
スイングアームにスタビだったり、トルクロッド受けの溶接作業をアップしてるけど、
 
スイングアーム自体に全く歪み防止の治具が装着されていないじゃん・・・なんてのは結構有りますね。
 
これ、改造済みのバイク買うとありがちなパターン。
 
純正スイングアーム改なのに、なぜか無加工の純正スイングアームと比べるとアクスル部の幅が変わってるよ?とか。
 
アルミは熱を入れると物凄く膨張した後に、冷えると元よりも縮みます。
 
何を隠そう、自分自身がコレで昔大失敗しました。
 
リアブレーキリジットマウント用のブラケットを、強度重視で大きめに作り、不必要な程にスイングアーム内側に4面溶接。
 
結果、アクスル幅が7mm位小さくなってしまいました。
 
勿論ホイール装着不能
 
あの時は自腹で別の中古アーム買って弁償したっけ・・・
 
まあ、治具セットするにも、ある程度治具にプラス側へのテンションかけておかないと仕上がりはマイナスになってしまいます。
 
ここらはもう経験ですね・・・
 
ある程度は溶接後に溶接と反対面に熱を入れてやれば歪みは取れますが、結果、アーム長自体が変化してしまいます。
 
OWタイプのチェーン引きなら誤魔化せるけど、カワサキのエキセンタイプのアームだと、加工に失敗するとモロにエキセンの回りが悪くなるのですぐに失敗がばれますね。