下準備

昼から時間が出来たのでサティアンにてゴソゴソ・・・

今更?流用の下準備です。

準備したのはZX750Aのスイングアーム。

ゼファーとかZRXの流用が多いですけど、個人的にはコッチの方が好きです。

昔は古臭くて細くて見た目が頼りなくて嫌いだったけどね、その微妙な長さとかもクセが強くて。

がしかし、実は油冷のGSXRなんかよりずっと剛性が高い(現物を手に取るまで知らなかった)

出来上がって何年か経った時に、飽きが来ない、というかイヤミっぽくないのも◎。

ノーマルホイールから17インチ、180タイヤでも入るとこも◎。

ZRXのアームに純正ホイールとかじゃ、不自然極まりないよね。

年式によってアルマイト仕上げと塗装仕上げの2種類が有るんだけど、今回のはアルマイト仕上げのやつ。

知人の手により、既にユニトラックマウントとトルクロッドマウントは削り取られていました。

サスマウント位置を決めて、溶接の下準備としてアルマイトを剥がします。

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この作業が凄く大事。



多くの人は、アームに削り痕が残るのを恐れてこの処理が甘いままで溶接して失敗します。

確実にアルミの地が出るまでシッカリ削りこむことが大事。

エキセン部分の元々の溶接ビードも全部除去します。

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ここで中途半端にアルマイトが残っていると、本溶接で沸いてしまったりして溶接不良、クレーター(クラックの要因)になります。


あ、仕上げは手やすりか画像のようなサンディングマシンで仕上げると平坦にキレイに削れます。

トルクロッド剥がした後や、ユニトラックマウント剥がした後も、そこそこキレイになります。

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で、最後にピボットベアリングを抜いておきます。

よく、プーラーが無いからベアリングが抜けない!なんて言う人も居ますが、ガストーチと、要らないアクスルシャフト1本あれば容易に抜けます。

バイク屋さんでもヘタな人居ますけどね、色んな物で叩きまくってボコボコの傷だらけにしちゃってる人とか・・・

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さて、また今度時間が出来たら、コレにゼファー1100のチェーンケースが付くようにして、サスマウントを溶接しよう。


久々の活動日記でした。