手作り

久々にリアブレーキフローティングブラケット製作です。

急ぐのと、寸法、予算の都合で手作り1日仕上げです。

最近はオールビレット、アルマイト仕上げ、ベアリング内蔵の物が当たり前ですがレーサーとして機能だけを考えるなら昔ながらのタイプで十分です。

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作動部はリューターで荒仕上げ面になっていて、グリスが良く絡むようになってます。
リアランスは超ギリギリで、手で入れるのが少しきついくらいのハメ合いです。

サイドクリアランス(カラーの飛び出し量)は0.05mm。

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実際にフローティング部の作動角を考えるとボールベアリングはムリに必要ないともいえますし、ボールベアリングではローター面とトルクロッドが極端にオフセットしている場合、ネジレ方向の力には弱くビビリの原因になります。

ZZR1100等は純正でベアリング内蔵ですが、幅広のニードルベアリングです。

ちなみにこんな感じ。
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実はスイングアームマウントです。

エキセンなのでフローティング化の必要がありました。

ちなみにこのZRX、リアサスがレイダウンならぬレイアップされています。

サス受けが前方に移動溶接されて角度が立ってるの、わかりますかね?

ライダーからのリクエストです、この方がダイレクト感が増す・・・そうです。