家電事情

インドの家電は韓国のsamsungが大人気。

でも、現地スタッフの話を聞いてみると、一昔前は日本の家電がステータス含めて大人気だったらしい。

結局、値段と性能のバランスで日本製品は負けた模様。

でも、現地でよくよく聞いてみると、日本製が最高級、高品質という認識はかなり高い。

で、なんでそれが売れないかと言うと、例えばエアコンだと、日本製は冷え方が弱い、あまいらしい。

よくわけのわからない省エネモードとか、あれこれ機能が満載なんだけど、インド人にそんな物は必要ない、と。

インドの夏は冷やしてなんぼ。

事務所なんかでも最強運転にして設定温度は18度が普通。

基本、電源スイッチだけあればいい、そんなノリ。

まあ、実際、こっちでエアコン買える人はある程度裕福な人だから、省エネなんかどうでもよくて、1分、1秒でも早く冷えるものがいい。

テレビもそんな感じ。

見かける9割がサムソン。

選ぶ理由は、見た目で日本製と変わりなし、日本製は使わない機能満載で高い、オマケに音が小さい。

テレビ買う時に音量気にしたことがある人はそういないと思いますが、インド人は大音量が好きなんです。

深夜でも平気で大音量で映画館みたりします、誰も苦情は言いません。

現地インド人スタッフが、「音が一番デカイのがサムソンだったから、サムソン買った」
なんて本当に言ってました。

正直、韓国製に負けるのは腹立たしいけど、確かに最近の日本の家電、電器って、的外れなモノ、エンジニアのエゴの押し付けみたいなモノって多い気がする。

昔、職場で買ったsonyvaioも気に食わなかったな…
使わない、使えないソフト満載で動作激ダル。
堪え切れず、とりあえず暫定で買ったdellの安物の方が遥かにサクサク快適に使えた、なんて思い出も。

前にsonyウォークマンiPod比べた記事書いたけど、もう、多機能=売れる、って時代は終わったと思う。

間違っても、多機能=高性能ではないと思う。



バイクはどう?

なんか、乗り易さ=高性能、みたいに勘違いしてるような気も。

昨日免許とった人が200psのバイク買える時代なのに、全然ときめかない。



話が逸れるけど…

ハイパワーバイクも、ギアポジションセンサーで低いギアの時はパワーセーブするとか、
電子制御のサブスロットルで誰にでも扱いやすくとか、
バカみたいなお節介機能が満載。
走行騒音値の規制も絡んでるから一概には言えないけど、誰にでも買える、乗れるようなバイクに魅力を感じないのは自分だけじゃないはず。
200psのバイクで公道飛ばすなんて、危なくて当たり前なんだし。

国産スーパースポーツなんて、昔のZXR750RとかYZF750SPみたいな馬鹿げたノリでいいと思うんだけど。
下手が乗るとカブらせる、位のノリで。