潮時
Z、Jに限らず空冷400/550/750系もぼちぼちかなと思う事が増えてきたのがヘッドのオーバーホールの限界。
年式的に2度目、3度目の分解をされているエンジンは珍しくない。
泣かされるのはバルブシートリングのシートカット。
以前に行われたカットの精度があまり良くなかったり、腐食の進行でスリ合わせではもう当たりが出ない時に、シートカットをやり直そうにももう何度もシートカットをされているせいでシートカット不可というヘッドが珍しく無くなってきた。
何も考えずにシートカットをすると、もうバルブのセット長が出なくなって最薄のシムを入れてもバルブクリアランスが出ない…
ヘッドを新品にするか、シートリングを入れ替えるか。
そんな悩みで作業ストップする事が増えた気がします…
逆にいうと、まだスリ合わせで使えるヘッドなら、ついでだからと無闇にシートカットしないというのも長く乗る為には必要なのかも。