よいショップ、わるいショップ

こういう生活を送ってると頻繁に、「よいショップ、わるいショップの見分け方を教えてください」といわれます。

これは・・・非常に難しいテーマですよ。

正直、私にはわかりません。

思うに、「よい」という定義がまったく確立されていないからです。

安いところがよいのか?

納期が早いところがよいのか?

技術が優れるところがよいのか?

接客が最高なところがよいのか?

そりゃあ、全部ですよね。

だけどすべてを最高水準で兼ね備えるお店なんてないと思います。

努力はしても補えない部分があります。

続いているお店がよくて、潰れた店がダメだった、なんていうのも正論ではないと感じます。

何故にそんな曖昧な業界なのか?

まず、扱う車種が特殊であるということ。

20年、30年経ったバイクを修理、改造するうえで根本的、潜在的、金銭的?に解決できないトラブルを抱えている車両を複数取り扱えば、予想もできなかった失敗、トラブルは避けられません。

仮にクレーム率が5%だったとしても、20台扱えば1台、200台扱えば10台はそういったクレーム、再修理で入庫するわけです。

ウワサというのは良いウワサは全く広まりませんが、悪いウワサというのは雪だるま式に話が大きくなってあっという間に凄い速度で広まります。

単純に有名なショップ、老舗ショップが一部の人から悪く言われるのもそれはそれでしょうがないこととも言えると思います。

要するに、うわさ、ましてやネット上のうわさ話なんて全く判断基準にはならないとも言えます。


ただ、一つだけいえるのは、「作業する人間がバイクが好きなのか?」そこは直接訪問して、話して、感じてみる必要があると思いますよ。

意外と「バイクなんかのらねーよ」、なんて人、多いですから。

乗らない人が乗り物をまともに整備できるとは思えませんね。