取っ払い

引き続きZRX600レーサーです。

ピストンはバックオーダーで届かないのでオーナー氏の要望により今日は余計なもの取っ払い。

セルモーター、はずします。

押しがけでどうにかなるでしょう、ピットクルーもいるわけだし。

ならばデカいバッテリーも発電系統も必要ありません。

重たいマグネットローターも取っ払い。

ただしクランクシャフトのはずみ車を外してしまう事になるので、軽量化にはなりますが必ずしも乗りやすくなったりフィーリングが向上するという約束はありません。

あくまでも車両の絶対重量を減らすことが目的です。

このエンジンの場合、基本的なゼネレータ、スタータワンウェイの構造はJ系とまったく同じなのですが、スターターのフリーギアにもオイル通路が設けられていて、そのままスターター機構取っぱらっただけで乗ってしまうとクランクシャフトへのの供給油圧不足でクランクが焼きつきます。

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忘れてしまいがちですが、ここも対策を施さないといけません。

で、スターターモーターのホールにもめくらを。

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30mmの丸棒に溝を2本、Oリングと抜け止めのサークリップを入れます。

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エンジン内部に抜け落ちる心配はありません、エンジンカバーで押さえる仕組みなので。

かなり軽量化できました。

さらに今度は超簡素化したハーネスとバッテリーBOX製作です。