デザイン
ZRX1200Rです。
乗り味的には好きなバイクだし、その重さを感じさせないハンドリングは特筆モノです。
ただね・・・
このエンジン、NINJAからそうなんですけどどうにも好きになれない。
外観的にも、メカニズム的にも・・・
中身はNINJA系とはいってもNINJAと共通部分は全くない正常進化した水冷4気筒で、NINJAと違ってトラブルも殆ど起きないよくできたエンジンなんですけど、
機能美がないんです。
有っても無くてもどっちでもいいフィンだったり、
マグでもないのにマグ風に塗られたエンジンカバー類が哀愁漂わせてたり、
中身の無い膨らんだパルシングケースが謎だったり。
別にここまで「ネイキッド」を主張する必要は無かったと思うんですよ。
かつての「BIG-1」のように、飾り気の無い無骨な水冷エンジンをムキだしにしたほうが迫力あったと思います。
余計な肉を削ぎ落として、性能優先の冷却水配管にしていくと、おのずと「機能美」って生まれてくると思うんですよ。
ZRX1100に一切装飾の無いZZR1100のエンジン搭載したりしたレーサー/カスタムも有りましたけど、それはそれで美しかった。
そういう意味で、個人的には近代ネイキッドならGSF1200が好きです。
出来は良くない暴れウマで、安っぽい点も多々ありますが、
飾らないところが好きです。