IN 学校
今週は溶接部材の強度について勉強しています。
くっついただけではダメ、ストレスに耐えなきゃいけない。
そんなわけで、圧力容器を製作し、そこに10Mpa(100kg/cm2)の圧力をかけ、
耐圧テストをします。
耐圧テストをします。
ブローホール、熱割れのような欠陥があったりすれば、一撃で破裂します。
勿論、その前に溶接に失敗して漏れが生じていれば圧力自体がかかりません。
まずは圧さ9mmの軟鋼7枚をスミ肉、たて向き、突合せ溶接を組み合わせて製作
いい感じに膨らみました、破裂や漏れも無く成功。
次はステンレス鋼SUS304の3mm厚、5枚を溶接棒を用いずにナメ付けでTIGパルス溶接
こちらも意外と強い、餅の様に膨らみましたが亀裂は無し。
そして最後はステンレス薄板を75×25に裁断、18枚を組み合せて突合せ裏波溶接。
こいつは気合を入れてテスターの限界まで圧を上げてみました。
16Mpa(=163.1551984kgf/cm2)です、1平方センチ当たり約160キロの圧力がかかっています、キケンです。
ボールのように膨らみました、でも漏れは無いようです。
意外と、薄板でも耐える物ですね・・・驚きました。
とまあ、こんな風にみんな自分の腕試しを毎日やっています。
最後は、先生から出された課題。
「32面体を0.8mmの薄鋼板で作りなさい、180分以内に」
と言う訳で正六角形を20枚、五角形を12枚、裁断して溶接。
といっても、裁断するのに1時間以上かかりました。
簡単と思っていたら大間違い、結構、球状にするのって難しい・・・
しかも薄い、パルスと半自動用の1mmの溶接ワイヤーを使って苦戦・・・
唯一、時間内に製作しました、が先生からは・・・
「雑」
と一蹴されました・・・