J系燃焼室形状の変遷

最初期J系ヘッド
基本的にZ1系を継承
燃焼室表面積は最小
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後期J系ヘッド
若干スキッシュエリアを意識して形成
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最終GPz(1100R)ヘッド
時代の流行、400、750共に似た形状
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どれも良い所がある。
意外にも?ストリートなら最初期ヘッド+ワイセコ72~73の組み合わせが個人的には最もいいと思う。
ピークパワー云々ではなく、「特有のアレ」を感じられる。
この組み合わせが、J系エンジンをいじるときに最も燃焼室表面積が少なくなる。

後期J系ヘッドは特にコレといった特徴は無い。
組み手によって結構手を加えられていることが多い。
74mmを超すボアアップの場合は、スキッシュエリアをどう形成するかで随分と性格が変わる。

GPzヘッドに関しては特に今更言うまでも無く・・・
世間で言われるほどの特殊な物ではない。
活かすも殺すも組み手次第。
普通に乗る程度、絶対的ピークパワーを求めない人には無用の長物。
低回転からのレスポンスは正直、宜しくないと感じる。