解放
とりあえず連休までに頼まれていたことは全て済ませた。
そして、もう時間的に無理な事は断腸の思いでお断りし、未作業で返品すると言うあるまじき行為に出た。
情けない限りではあるけど、もう出来ない物は出来ない、
言い訳はしたくは無いけど、とにかく3時間睡眠でやっても追いつかないものはもう自分には手におえない。
というか、趣味でやってるわけだから、お金どうこうなんかどうだっていい。
正直、あれこれ着易く請け負いすぎたことを反省しなければならない。
気付いたら
「あれ?なんでこんなどうでもいいつまらん仕事請けたんだろう?」と自問自答することも。
例えば・・・
キャブのO/HやTPS取り付けなんか、自分がやる必要ないし、どこのバイク屋さんだって出来ることじゃん?とかね。
第一、キャブ単体で預かったって実際に車両に装着して試したり出来ないわけだから楽しくもなんともない。
気付けばただめんどくさいだけだった・・・と。
逆に調子わる~いエンジンのO/Hとか、1●0ps以上出るエンジンを作って欲しいとか、2●0km/hまで速攻到達する仕様を組んで欲しいとか、そういうのは眠気もぶっ飛ぶ位楽しいし、むしろ「是非やらせてください」と土下座したくなるほど意欲が沸いてくる。
Zに限らずね。
併せて点火系のセットアップとかも。
まあ、結局はその人と合うか合わないかなんだろうけど。
何だかんだ言って、思えば皆に好かれようとか卑しい気持ちを持った自分のバカさがこういう結果を招いたわけだけど・・・。
ちょっと前の記事で「マイルール」的な話があったけど、そういう事。
自分にとっての当たり前や、自分にとっての常識を押し付けられるとこっちはどんどんウンザリしてくる。
それこそ「電話をしたら出るのが当たり前だろ!あるいは折り返し電話しろ!」みたいなね。
そう言うノリの人って、逆の立場だったら・・とか考える事が出来ないタイプ。
実例を挙げると・・・
仕事が終わると毎日多数の着信。
あまりにも毎日だから折り返し電話してみると
「あのさー、ZRX1100にZRX1200のメーターってポン付けできるんかね?ヤフオクに安く出てるんだけどさ~」
いや・・・それを知るために毎日電話して、留守電入れたわけ・・・??
つーかさ、んなことしらねーよ・・・
第一、そのZRXだって俺が売ったわけでもないし、1100には1100のメーターつけようよ・・・。
「さあ、わかりませんね」
そう答えても
「いや、付きそうかどうかだけでもわからん?」
知らん。
他にも、仕事終わって、のんびり映画館で映画見てたらマナーモードにしてる携帯が何度も着信を繰り返してる。
こりゃ何か緊急事態か?
映画館からそっと抜け出し、電話してみたら
「今ヤフオクに出品してるアレ、もうちょい安くならん?」
頼むから消えてくれ・・・
そうしてどんどん電話嫌いな私が出来上がってきたのです