時代・・・
ふと昔のアルバム開くと、「ナニやってんだろ」って笑えてくる。
長さの合わない倒立フォークを一生懸命苦労して流用したり、
クソ重たいだけの純正ワイドホイールを苦労して切削流用したり、
TOKICOやNISSINの純正6POTをわざわざ巨大なサポート作って流用したり、
APEのカタログ見て、ドラッグ用のヘッドパーツを嬉しそうに組み込んだり、
それで商売成り立ってたのも不思議な話しだし、
それを求めている人も実際にたくさん居た。
過ぎてみて、色々勉強にはなった。
やっちゃダメなこと、意外とこれでもいけるぞってツボ、そういうのは自分が体験、経験しないと得られない物だった。
まさか社外のステンレス?バルブがあんなに脆弱だとは思いもしなかったし、
(冷静に考えれば、排気側にあんな素材で持つ筈もない、何故疑問を持たなかったのか過去の自分が怖い)
社外のバルブリフターがまさか10000kmでゴミになるとも思わなかった。
しかも複数台組むまで部品に疑問を持たず、組み方?とか悩んだりもしていた。
銅のバルブガイドにもピンキリ有るのも知らなかったし、
純正ブレーキ流用は所詮純正レベルでしかないこともわかった。
車体が振られる、って持ち込まれる車体の7割はスイングアームの流用方法(加工方法)がまずいのが殆どで、
それに気付かず手遅れなくらいにフレーム補強してあったり、アームを補強して皆お金を捨てていた。
太いタイヤとかハイグリップ履かせたらそんなもんだ、とかって言いくるめられていたらしいけど。
さすがにもう
コスト重視で足回り前後ごっそり移植流用で組みましたとか、
O/Hのついでにドラッグパーツふんだんに盛り込みました!
なんて見る事も聞くことも無くなりましたが。
みんな、高い授業料払ったね・・・