13.7g
今まで使用していたワイセコ74mmと次回使用予定のART74.5mmの重量を比べてみた。
ワイセコ74mm+ピン(但しリセス加工有り)
299.7g
ART74.5mm+ピン(但しこれから若干の加工予定)
286.0g
但し、ハカリは超精密と言うレベルではありません、
元々、カブトムシの体重測定用に買った物なので。
しかしながらピストン1個あたり、O/Sにも関わらず13.7gの軽量化。
これからピストンにはトップ加工を施すので更に軽くなります。
ピストンの重量合わせしたことのある人ならお分かりでしょうが、加工で13gとかは絶対にそぎ落とせません(通常は)
ただ、今悩んでいるのがバルブの選択。
軽さでいくならJのSTD、37mm
デカさでいくならカワサキ純正流用、39mm
ただしデカい=重い
その差約3g
たった3g
超高回転エンジンならばサージング回避のためにバルブスプリングの選択で泣かされる部分。
ただ、せいぜい10000rpmのこのエンジンでコレをどう捉えるか?
軽いバルブならバルブスプリングのレートを上げなくてもサージングはきっと起こらない・・はず。
デカい方が偉い、という男らしい選択で行くか・・・
実はまだヘッドの詳細が決まっていません。
カムの選択もまだ。
手持ちのカムは
WEBのK435
APEのK410
アンドリュースのX3、X4
GPz1100
Z1000S1?(真偽不明)
Z1000R2
Z1000P/K
エンジンの圧縮比が今のところの計算では大して高くならないので、あまり作用角の大きいカムは視野に入れず。
また、特に排気側はそんなに抜けなくてもいいんじゃなかろうか?という思い込みと、柔らかめのバルブスプリング入れたいので、激しいカムは必要ないのでは、と。
それから、スパークプラグをシングルに戻そうかとも考えています。
実験的に導入したツインプラグですが、シンプルな構成を目指していると言うのもあるのですが、そもそもこの程度のエンジン仕様で必要無いのでは?という思いもあり。
コレまでと違って圧縮比も落とし、ピークパワー狙いでもありません。
ツインプラグにするとパワーアップしますか?というのを良く聞かれましたが、少なくともピークパワーに関しては変わらない、誤差の範疇と個人的には考えています。
まあ、まだ具体的に決めてません、ヘッドを今までのをO/Hして使うか、1000Pのを使うかで悩んでいるので。
ちなみに腰下は組み上げ、車体に載せました。
ミッションは異常なし、クランクのみZ1100Rリビルト品へ入れ替えです。
エンジンマウントボルトも対策が功を奏して?曲がりなし。
しかし今回組むエンジン、社外品が結局全く無しになるかも。
カムチェーンテンショナーも純正で組むし。
13年乗って、軌道修正しつつあるのか・・・