遅ればせながら

貧乏ヒマ無しと言う事で結局正月3日もゴソゴソしていました。
 
とりあえずJに600-17ダイマグ履かせるための採寸は完了。
 
レーザーで大体の左右レベル出しして、レーザー通して完了。
 
画像は、デジカメ壊れたのでありませんが、要するにスイングアームピボットにΦ16、長さ1000mmの丸棒通して、その丸棒のエンド高さをフレームにパンタジャッキ3個かけて、レーザー水準器で揃えます。
コレで理屈上はフレームがピボット基準で左右水平の状態にかなり近いはず。
この状態でフレームセンターをネックパイプ中心、ピボット中心位置で出し、その2点を通過する位置でレーザーを通せば必然的にリアホイールセンターが出ます。
 
自分の場合はTL1000Rスイングアーム流用なのでアームが完全非対称です。
最も、近年のバイクでスイングアームが左右対称と言う車種はゼファー、ZRX含めてほぼ有りませんが。
 
アーム流用時に元々アームの左右オフセット量は計算、実測でデータを取っています、
今回も計算値と実測値で差が約1mmだったので良しとします。
 
ただ、計測時にフレームシートレールエンドが4mmほど振っている事も判明。
 
まあ、転倒した割には軽症か。
 
4mmっていうと少なく聞こえますが、実際には左右位置で言うと8mmのズレになるので、組むと結構目立つはずです。
こんなものは鉄パイプと言う特殊工具で直るので気にしません。
 
イメージ 1
で、カラーを作図して終了。
 
個数が多いのは別の車両のも併せてついでに作るから。
 
カラー作るときに予算に余裕があるなら、ちょっとした事で仕上がりがよく見えるコツとして、
 
リアカラーなら、まずはリアキャリパーサポートよりカラー外径を少し小さくする。
 
携帯電話での撮影なので画像汚いですが、
 
イメージ 2
 
画像はサポートのRが27.5、カラーの半径が25mm。
 
径を変える時はテーパーを使う、接触する対象物、今回だとチェーンアジャスターの接触部径に合わせる。
 
イメージ 3
 
上側に乗っているカラーみたいに、接触対象物と径がぜんぜん違っていてはどう見たっておかしい。
カラーの方が大きければまだしも、カラーの方が小さいのは強度的にも問題があるし、不自然。
 
あとはレーサーなんかだとタイヤ交換をスムーズに行うために両エンドのカラー面取りを大き目のR仕上げにしてみたりとか。
 
さて、今日はデジカメ借りてきて、頼まれ事を済ませます。