個体差

やっぱり現物合わせしないと不安な自分です。

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ボルトオン仕様で送ってくれなんてよく言われるんですが、この時代の鉄フレームってまあ、それなりの作りってのもあって。

ピボット内幅なんかJを例にとっても無加工の車両で手元データで236~239mmと、3mmほど個体差がある。

ちなみにスイングアーム自体のピボット幅はポリスの新品スイングアームAssy取り寄せて236mm。

これ、エンジン載せてピボットシャフト締めてみるまでスイングアームのセンターがハッキリ出ないって事。
基本的にはフレームも治具固定されて溶接されているのでピボット締め込めばピボットセンターは同一になるはずなんですが、実際計測すると1~2mmはズレる。
ボルトオン仕様でスイングアーム買ったのに、車両に組んでみたらどうもサスが傾いて見えるとか、タイヤセンターやチェーンラインがズレて見えるとか、よくある話ですが、ここらも要因。
もちろん、スイングアームの精度にもばらつきがらあるので、組み合わせによってはさほど気にならないこともあれば、より酷くタイヤがズレて見えることもある。

たった2mmだろって話ですが、これはあくまでもセンターズレの値なので、左右方向の相対的なズレは4mmとなるので、目視で違和感を感じるレベルになります。

だから自分は
「ポン付け」って言葉が嫌いです。
そりゃ付くだけなら付くけどね、って話で。


ちなみに、シートレール部やサスマンウト部でフレームセンター計測する人も居ますが、あれは無意味です。
シートレールセンターなんて、立ちゴケ程度で簡単にズレるので。

あれこれ計算とデータ収集するのも大事だけど、1番手っ取り早いのは付けたい部品を全部組んでみて現物合わせしてしまう事。

実際のところ、ここまでこだわらなくてもバイクはそれなりに真っ直ぐ走りますが…