TOTに感動

知人が先日筑波で撮影して来てくれたTOTのムービーを見せてくれた。
 
なんというか・・・
 
遠く離れたこの広島では有り得ない光景。
 
熱気と言うのかな・・・
 
思えば15年~20年近く前、こちらでも岡山のTIサーキットではモトルネッサンスと言う名の草レースが大盛況だった。
 
Z、カタナ、CBの改造車が入り乱れ、出展ブースも大盛況、ピットに入れない人達はエリア外の駐車場にテントを張り仮設ピットで作業、寝泊りして・・・
 
10年位前からは、景気の後退と共にエントリー数も減少、グリッドも埋まらず予選落ちも無い状態、そう言う状況が続き、そのままモトルネッサンスは無くなり、モトレボリューションという別名で開催されているけど、
残念ながら盛り上がりはイマイチ。
 
レース自体は面白いんだけど、やっぱりなるべくお金をかけずにレースする、そういう流れが強く、
出場車両も型落ちの600/1000クラスのアルミフレーム車両がメインの出場者が多い。
 
Z/Jはもう絶滅危惧種化しているといっても過言ではない。
 
事実、自分も昨年、一昨年と走行会にエントリーしましたが空冷マルチはいつも2~3台。
せいぜい全体の5%未満。
 
周りの目も「何でわざわざそんな遅くて重いバイクで来るの?」と言うのをひしひしと感じる。
 
 
ところが見せてもらったTOTのムービーには、こちらでは絶滅してしまったような人達がわんさか。
 
Youtubeで筑波を走る車両の車載映像を見てみたけど、コース自体は狭いし、短いし、思ったよりも規模の小さいコース。
 
自分がコレまで走ったのが岡山国際やオートポリスだからそう感じるのか?
 
Zなんかは筑波で走ってもそう最高速は出なさそうに感じるんだけど、岡山国際と比べてどうなんだろう?
岡山なんかは長いストレートが2本あるし、最高速からのフルブレーキングが車体にも精神的にも結構キツイ。
 
乗り方、走り方は勿論だけど、車高、ステムオフセットみたいな根本的な車体のセットアップも結構変わってきそうな感じがする。
 
いつか、ナマで見てみ、走ってみたいね。
 
自分の組んだエンジンが知人の車両に搭載されて遠く離れたツクバを走ってるって現実はあるんだけど、やっぱり感じてみないとどんなエンジンが速いのか?って言うのもイメージできない部分もあるし。
 
自分の岡山のベストが恥ずかしながら1分50秒ちょいというしょぼいレベルですが、
単純にコレくらいのタイムだとツクバで何秒台あたりが目標になってくるんだろうか?