日本

製造業に従事してもうすぐ5年目。

海外に来てみて、初めて日本製、made in japanの凄さを実感。

今はインドで大型コンテナクレーン製造に携わっていますが、改めて納期、品質の両立の難しさを実感すると共に、如何に日本人が真摯にモノ作りに携わって来たかを思い知らされます。

コストの問題で製造業がどんどん海外に生産の拠点を移す中で、日本の生産技術の海外流出を懸念する意見も耳にします。

私もどちらかと言うと、日本の技術をアジア諸国にばら撒く事に疑問を持っていました。

しかし現実に現場を目の当たりにすれば、やはり上辺だけの技術指導、習得が出来ても、真のモノ作りに対する姿勢、向上心、責任感、これはやはり日本人特有のモノだとつくづく思い知らされます。

学力とか、そういうレベルの話ではなくて一人一人の精神の根底に根付く「職人気質」の度合いが根本的に違います。

何も高慢な気持ちでいるわけではありません、現実です。
日本人は日本人であることをもっと誇りに思うべきです。

製造業に関して言えば、日本製品が売れなくなった大半の要因は円高です。
決して日本のモノ作りが世界から認められなくなったワケではありません。
(アタフタして迷走するあまり、ニーズに応えられていない現実もありますが)

外貨やFXに興味のある人はお分かりと思いますが、現在の長期的円高は完全に日本政府の金融政策の失敗の結果です。

解決策はいたって簡単。
円の価値を下げればいい。
インフレにしてしまえばいい。

多くの経済学者も通貨供給量を増やせと訴えています。

中国なんかは意図的に通過の流通量を増やして、例えばこの10年で400~500%程度供給量を増やしていると言われています。
他、先進国は概ね200%増。

対して日本は20%程度らしい。

できない理由は…まあ、政治的な我々の見えない何かがあるんでしょうね。

まさか意図的に国力を弱めようとしているとは思いたくはないですが。

しかし久々にインターネット経由で日本のTVを見ましたが、相変わらずの左寄り真っしぐらで、もはや救いようが無いですね。
あの朝の番組の司会やってる「何かをかぶってる人」と「酔っ払い」、大丈夫なんだろうか。
暇な人達が毎朝あんなの見てたら、一緒に洗脳されてしまうんでしょうね。

何も右だ左だを論争しようってわけじゃありません、考え方は人それぞれあって当然。

俺は日本が好きだ、それを声を大にして言える国であって欲しい、ただそれだけです。