なぜJなのか。

と、未だによく聞かれます。

そんなに長い間乗り続けるほどの魅力って何?と。

確かにこれまで並行して複数のオートバイは所有していますが、Jは19の時に買ってから17年。

別に執着してるワケでは無いんですが…

なんとなくですね。

買った当時の自分の中の定義にハマっていたのがJだから、それだけですね…

空冷4気筒
DOHC
セカンダリーシャフト無し
バランサーシャフト無し
カムチェーンにアイドラー無し
鉄フレーム
ダブルクレードル
ツインショック

これらを満たすのがJだから、かな。

それ以前はZ550系をカリカリにやっていたんだけど、どうもセカンダリーシャフトだとか、プライマリーチェーンだとかが好きになれなかった。
もちろん、ザッパー系含めてその恩恵としてZよりスリムなエンジンに仕上げられているんだけど、なんだか余計な物付けられている感が好きになれず。

Z系は当時世話になっていた先輩がイジっていたんですが、ブン回すとやたらとアイドラー関連が壊れるイメージで。
いま思えば部品選択や組み方に問題があったんだろうけど、なんでカムチェーン周りにあんな余計な歯車とかローラー付いてんだろ?みたいな目で見ていましたね…
変な先入観が出来てしまって。

Jのエンジン初めて見た時に、そのシンプルさに驚いたのを覚えています。
クランクが直にクラッチハウジング回して、カムチェーン周りは3つのスライダーだけ。
必要最小限の部品だけで動くエンジン、そこに惹かれました。

そんなどうでもいい理由で買って、今に至ります…

好きな物にワザワザ理由つけて好きになる人ってそんなに居ないんじゃないかな、とは思いますが…

しいて言えばそんなところです。