空冷四発から支離滅裂な話しへ

かつては元気のいい仲間達も居ました。

Z、ゼファー1100、カタナ、XJR。

今や大半が結婚、転勤、離婚訴訟、自己破産等で、手放したり冬眠状態ですが。

今ほど情報も部品も簡単に手に入らないから苦戦しながらエンジンそれぞれいじってました。

ゼファー1100なんかはまだボアアップ用のピストンがヨシムラくらいしか無くて。
物足りないって言うのでZ1100R用のワイセコ78mmを使ったり。

カタナは、ヨシムラパーツが豊富だったから、それなりにパワーも出せた。

で、圧巻だったのがXJR。
FJ1200の部品やらイグナイター組んで、少し面研してFCR入れただけでバカっ速。
しかも壊れない。

その後も僅か数度、XJRのエンジンに触れる機会がありましたが、よく出来たエンジンです。


XJRのエンジン、元を辿れば1984年のFJ1100。

同時期にGPZ900Rが誕生。

4気筒、DOHC4バルブエンジン

改良に改良を重ねて、30年近く経って未だにそれぞれXJR1300、ZRX-DAEGとして走っているというのもなんだか妙な感じもしますが。

カワサキもぼちぼち新しい系統のエンジン出して欲しい。
別にZのレプリカみたいなのを要求しているわけじゃない。
CB1100やXJRが空冷でガス、騒音規制クリアして売られているのに、
カワサキには空冷マルチが無い。
1300cc位の空冷あれば需要あると思うんだけど。
ツインカム、2バルブ、センターカムチェーンに一度は失敗した倍速ジェネレーターを装備して。
勿論、プライマリーチェーンや、バランサーシャフト無しの最小部品構成で。
で、スロットルボディなんかはデカ目なんだけどインシュレーターやエアクリーナーで絞って誤魔化して。
ECUにも通常モードとスポーツモードを密かに忍ばせる。

あとはユーザーがそこらの規制や足かせ部分を購入後に自己責任で解除してフルパワー化。
外国製スポーツ車と同じ手法を取るしかない!

もう、それ位してもらわないと本当にカワサキに欲しいバイクが無い。

オモチャみたいな樹脂カバーだらけ、個性のないエンジン。
所有感なさ過ぎ。

設計とか開発の人って、かなりのインテリなんだろうけど、俺らが望んでるのはわけのわからん3Dな曲線美とか、燃費とか、パワーウエイトレシオじゃないわけで。

超シンプル。

ダサいか、ダサくないか。
それだけ。




まさか、開発、設計がダサい人間の集まりだった、なんて事はないと思いたい。