トップ画像に使っているJのテキトー?エンジン

足に続いてエンジン。
 
組んだのは5年前、無職で路頭に迷っている時でした。
 
と言うわけで、基本的にコストがかけられなかった背景で組んだエンジンなので、まあ、それなりです。
 
ヘッド:Z1000P吸気のみポート加工
カム:GPz1100(組んだときは新品)
バルブスプリング:GPz1100(組んだときは新品)
リテーナ&リフター:GPz1100(組んだときは新品)
バルタイ:吸LC108/排LC110
バルブ:流用39/33mm
シリンダ:Z1100R/GPz1100
ピストン:ゼファー1100純正改1mmO/S74.5mmで1150cc、圧縮比8.8:1
ヘッドガスケット:Z1100R加工
クランク:Z1100R/GPz1100系ピン溶接、分解時各重量合わせ、フレ規定値内確認済
ミッション:Z1000P+Z1100R
クラッチカワサキ純正部品の組合わせによるバックトルクリミッター
クランクケース:後期J系リブ肉厚タイプ
ガスケット、Oリング類全て純正新品
点火:ウオタニ、Pams黒バージョン
キャブ:TMR40
エキゾースト:テックサーフ特注ステン手曲げ+自作テールパイプ+馬鹿サイレンサー
 
基本的にローコンプをテストするためだけに作りました。
全て純正部品の組み合わせです。
ウオタニのレブリミット10500rpmに設定していますが、必要だから設定しています。
10000rpm超えても伸びが衰える気配が無いので、アツくなるとついついレブらせてしまいます。
真夏のサーキット走行もガンガンこなしました。
組んでからメンテナンスはオイル、プラグ交換だけ。
化学合成オイルですが、オイルの滲む気配すらなく好調。
kawasakiはオイル漏れて当たり前なんて言ってるの誰?
 
「もし乗り手が回す事が出来たならば速いエンジン」
「いつでもどこでも気軽にぶん回せるエンジン」
この違いって、大きい。
 
 
そう長く乗らないうちにローコンプ辞めるつもりでしたが、あんまり調子いいのでついついずっと乗っています。
まあ、速くはありません、最高速も追い風か下り勾配無しだと250km/hちょいしか出ないし、
前みたいに思いもよらず2速でパワーリフトして心臓バクバク何てこともありません。
 
勿論、キャブと点火系はキッチリ抑えておくのが大前提。
特に点火系は確実に経年劣化しています、火が飛ぶから正常、なんてのは意外に落とし穴。
キャブセッティングが全然出せない、って車両の中には、あまりにもスパークが弱すぎて、そもそもキャブセッティングの問題ではない事も多々。
 
TMR40は自分なりにTMR38/36、MJN、FCR37/39、CR等を実際に装着して試した結果のチョイスです。
それぞれ良いところがあるので、単純に自分の好み。
ウオタニSP2(青)は確かに良い物ですが、デフォルトで準備されている点火カーブのいくつかに疑問あり。
エンジン仕様によっては間違えて選択したらぶっ壊れるよ、こんなの誰が使うの?っていう点火カーブもあって、詳しくない人は不用意にダイヤル弄繰り回さないほうがいい。
別に青ウオタニが悪いわけじゃなくて、どうせ今から新たに買うなら、よりZ系に的を絞った点火カーブを準備したPamsバージョンの方が、一般的エンジンだとイロイロ選択肢もあって良いです。
(回し者ではありませんのであしからず)
ノーマルエンジンだと、どっち選んでも大差ないかもしれません。
当然ですが、スパークの強さはどちらも同じです。