現エンジン仕様

時々、一緒に走った人やサーキットで一緒になった人に
 
ローコンプのノーマルヘッドなんて言ってホントはエンジン結構いじってるんでしょ?と言われます。
 
いや・・・本当にロースペックエンジンです。
 
現仕様
 
ヘッド:Z1000P無加工品ポートもほぼ無加工(バリ取り程度)
 
カム:IN/EX共にGPz1100(新品購入後もう20000km位使ってるのでそれなりに減ってると思う)
 
バルブ:INのみ39mmに大径化 EXはZ1000P
 
バルブスプリング、リテーナー、リフター類:全てGPz1100純正
 
ピストン:ZEP1100改74.5mmで1150cc、容積実測による圧縮比は約8.8:1(8.7:1だったかも)
 
クランク:GPz1100の新品を組んだけど10000km走行時点で既にスラスト方向のクリアランスが過大になったので(不良品だったのか?)リビルト、ピン溶接
 
排気量こそ少し大きめですが、圧縮比はノーマルより低く、社外品は基本的に組んでいません。
 
 
実験的に組んだエンジンで、データ取ったらばらすつもりだったんですが、これが乗ってみると意外な特性。
 
とにかく軽く回る。
 
ウオタニのユニットで10000rpmでレブリミット入れていますが、ストレスなく回してすぐにレブリミットに当たります。
 
結局3年乗ってます。
 
最高速はギア比イロイロ替えても250km/hあたりが目一杯なのでやはり絶対的なパワーはありませんが、これはこれでアリだな、と思わせてくれたエンジンでした。