楽しい?

最近W650ばかり。

サスセッティングもほぼ決まり、FCRの具合もまずまず。

速くはない。

快適装備ゼロの飾りっ気無しのバイク。

カウル無いから高速移動疲れるし、

セパハンだからずーっと乗ってると手首だるくなるし、

初心者が乗ったスーパースポーツに直線で置いてけぼりにされるけど、

それでもなんとなく乗ってしまう。
楽しいし。

別にムキになってフレームの剛性が…

とか

強過ぎるエンジンブレーキの緩和を…

とか

全然気にならない。

だって、元々そういうバイク。

何度か書いたけど、構造やら材質やらその他諸々をいじれば変わるのは当たり前。

変わる=良くなった

なんて結局は当人の主観に過ぎない。

極論言うと、低性能なバイク買って、高性能化を求めて改造していくって…
凄く矛盾した行為。

視点変えれば、そのバイク本来の味を変えてしまうのが改造。

味が変わったからって、それが美味いかどうかは当人の味覚次第。

化学調味料まみれにして万人にウケるようにするのも一つの手法だとは思うけど、じゃあそこまでヤルのにその素材を選ぶ意味があったのか?

自分のWには倒立フォーク入れてワイドタイヤ履かせてるけど、
意味があるの?って聞かれたら、

俺には意味があるけど?

そうとしか言えない。

別に何かを見て真似て作ったわけでもないし、ノーマルのW見て、乗って、こうだったらイイなをカタチにしただけで、誰かの為に作ったわけじゃない。

貴方に食わせる為じゃなく、自分が食う為に味付けしたんだから。

改造なんか、それでいいんじゃない?って思う。

バイクって、自分が楽しむ為の物だし。