選択責任

さっきNHKでやっていた番組内容。

安物輸入直販自転車が走行中に破損して大怪我をする事故が増加している、と。

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これ、程度の差はあれ結構身近に聞く話だと思います。

番組の中でも走行中にフレームが破断して大怪我を負った方の実例が挙げられていましたが、販売店はとっくに倒産して訴訟を起こしても泣き寝入りらしく。

材質や構造を見ても明らかにおかしい様なのも出回っているのが自転車の怖いところですが、それを何の知識もない人達が乗り回せば、いずれはとんでもない事が起きるのは時間の問題。

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番組では法的な不備なんかを取り上げていましたが、結局は自分の身は自分で守らないと最後に痛い目を見るのは自分です。
結局、自己責任。

じゃあ、自己責任って何だろうか?

お金をケチって安いもの買ったから、結果、事故で障害負いました、半身不随になりました。
そう言うのって何か切ないというか、目を向けたくないというか、世の中…社会の見ちゃいけない部分、言っちゃいけない部分のような気がして、あまり好きでは無い。

お金が無い人が安いものを買うからダメ、事故っても死んでもしょうがないよ、というのは本来の自己責任論とはちょっと本質が違う気がする。

けど、現実見れば交通事故では高価な大型高級SUVと安価な軽自動車が正面衝突すれば死んじゃうのは軽自動車の搭乗者だし、地震が起これば最新の高価な耐震構造の新築に住んでいる人よりも家屋評価額の無い様なボロ家に住んでいる人の方が亡くなる可能性は圧倒的に高い。

理不尽と言う人もいるけど、それが現実…

結局、自己責任って何?