ジェネレーター点検

とりあえず問題は起きていないけど、色々確認したいので点検分解。

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車体を右に傾ければジェネレーター周りの整備はラクです、オイルも漏れないし。

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傾ける場合は、自分はステップバー用のスタンドを利用。
高さも変更可能なので傾きの角度が任意で変えられます。

とりあえず異常なし。


あとは昨日、不具合?的な連絡があったのでこちらでも検証を。

不具合内容としては、mk2ジェネレーターカバー、カット仕様が閉まらないとの事。

どうもどこかで何かが干渉してるっぽい、と。

こちらにほぼ同じ部品があるので検証。

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こちらでは問題なく閉じました……

何だろう??
付かないと言うエンジンカバー送ってもらって再検証が必要か??

このあと別のカバーでも試しましたが異常なし。



それとmk2系ジェネレーターカバーを薄型ジェネレーターと組み合わせて使う際に注意してもらいたいのがここ

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きちんと全てのボルトが同じ高さで締まっているか、コイル座面がキッチリカバーに平行に出ているかを確認して下さい。

ボルトが締まったと思ったら、実はネジ穴の奥にブラストメディアが残留していてボルトが奥まで入っておらず、アダプターカラーがキチンと取り付けられなかったためカラーが浮いた状態で乗ってしまい、ステーターコイルが傾いてステーターコイルとマグネットローターが接触、或いはボルトが抜け落ちてステーターコイルが損傷、なんて例もあります。

ちなみにこのステーターコイルオフセットカラーとマグネットローター(フライホイール)、ワザとクリアランス狭めにしています。

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ここのセンターがキッチリ出ていないと、ステーターコイルとマグネットローターのクリアランスは1mm弱しかないので、エンジン始動前にここが既に接触するようならカバーが歪んでいるかクランクがめちゃくちゃ振れている可能性大で使用不能ですよ、と言う警告的意味合いを含んでいます…


あと、ステーターの配線はエポキシ充填しておけばまず漏れる事はありません。

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