アウトプットカラー

ミッションのアウトプットカラー。


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左がJ系純正品。

右が自分が使うゼファー1100とかZRX系の寸詰め加工品。
J系より4mmちょっとロングにしています。

Jはノーマルドライブスプロケットが約4.5mm?4.3mm?ど忘れしましたが、オフセットしているので、後々いじる時に社外オフセットスプロケットのオフセット値がそのままチェーンラインオフセットとはなりません。
10ミリオフセットスプロケットを買ってそのまま付けても実際のチェーンラインは5ミリちょっとのオフセットしか出来ません。
普通はスプロケット裏に4mm~5mmのスペーサーを挟んで使われている場合が多いですが、このスペーサーの面精度が悪いとスプロケットが傾いてスプラインを傷めたり、スプロケットナットの緩みを招きます。

なので初めからミッションカラーを純正品スプロケットのオフセット分ほど長いものを製作して使います。

これでオフセットスプロケットの数値=チェーンラインオフセットの数値となります。
ニンジャ系、ゼファー1100系、ZZR/ZRX系のドライブスプロケットがそのまま使用可能となるので後々便利。

ただ、純正スプロケットでは裏表が指定されていたりしてひっくり返すことでオフセットが変化するものがあるので要注意です。

また、社外スプロケットをノーマルカラー仕様のミッションに組み付ける際にはこのオフセットに注意しないとドライブスプロケット裏とトランスミッションカバーがガッツリ接触して削れたり割れたり…やらかしてしまう人もたまに。

最近は売られている状態が既にノーマルではない場合が大半なので、整備の際は注意したいポイントです。