御安全に…

昨年末あたりから身近な人の間でバイクに関わるケガが続いています。

と言っても転倒や交通事故ではなく。

リアホイールを取り外して抱えて移動中、純正スプロケットキャリアが脱落、スプロケットがサンダル履きの足の指先を直撃、指の先端を1cmほどですが挫滅というかほぼ切断…

レーシングスタンドでリアホイールを浮かせてエンジン始動、ギアを1速に入れてリアホイールを回しながらチェーンオイルをウエスで拭き取り中、軍手がチェーンに引っかかりそのままチェーンとスプロケットの間に指を挟まれ指先切断…

フレームの要らないブラケットをディスクグラインダーで切断中、跳ねたグラインダーが大腿部に当たってザックリ…縫合

DIYだけでなく、プロの方々含めて乗り物業界の整備はまだまだ安全意識が低いような気がします。

防塵マスク無しでのグラインダー作業、ブラスト作業、
防毒マスク無しでの塗装作業、
保護メガネ無しでのグラインダー作業、
安全靴履かずに重作業、
軍手したままボール盤や旋盤作業などの回転工具の使用…
遮光面無しでの溶接などなど…

そんなの面倒くさくてやってられねぇって気持ちもわかります、自分もそうだったので。

けど、実際、ほんの一瞬で身体の一部を失ったり、機能を失ったり、
そういう人を目の当たりにするとそんな事言っていた自分が恥ずかしくなります。

趣味のバイク整備で負った怪我でバイクに乗れなくなるほど虚しいものはないです。

皆さんもくれぐれもお気をつけて…