オイルクーラー取り付け

某オイルクーラー取り出しブロックに付属のAN8フィッティング

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ブロックに取り付ける為のネジ部がM14

細くない?

内径測ると

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M14ネジで強度持たせるためにそこそこの肉厚を取った結果か、内径6mm……
断面積28.3mm2くらい

普通のAN8フィッティングは

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内径大体10mm
断面積78.5mm2

断面積比で2.8倍弱…

まずいというか、付ける意味がない…というか、付けたが為にエンジン壊れそう…

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穴を拡大してテーパーねじのNPT3/8に

通常タイプのNPT3/8-AN8が使えるように

何故か国産バイクの改造ではオイルラインには油圧計等を除きほぼテーパーねじは使われませんが、一般的に油圧機器ではテーパーねじの方が主流

テーパーねじの方が一般的には漏れや緩みに強いのですが、
正しい使用方法、正しい締め付けをされない場合は思いっきり漏れたりするので避けられているのか?

本来はテーパーねじ部に巻かなければならないシールテープを巻いていなかったり、
シールテープの巻き方に巻き方向が決まっている事を知らなかったり、
PT規格とNPT規格とが混在していたり、
テーパーねじと平行ねじの組み合わせ、使い方を誤ってしまう例もあるので、あまり専門以外の人は手を出したがらないのか?

取り付け面の座面加工も要らないし、鋳物の鋳肌に直接配管を取り付けられたり、テーパーねじも利点はたくさんあるので、うまく使えばヘッドのバイパス加工の手間とコストが下げられたり、色々使えます