偽装は犯罪です

考えさせられる事。

預かっている車両のクランクシャフト。

ヤフオクで計測済み規定値内と触れ込みのクランクシャフトをオーナーさんがご購入。

しかし購入時に示された数値と、現物の数値が全く異なる。

測り方の違い、誤差範囲云々のレベルではない…

オーナーさんが確認するも、送ったものに間違いはない、と。

当然ながらノークレームノーリターン。

中古エンジンの部品です、ノークレームノーリターンは自分も理解出来ます。
時には大ハズレがある事なんか承知で乗っているし弄っているし。

けど、それと数値を偽装して販売する、誤魔化して販売するのとは全く次元の異なる話。

残念ながら売り手の方はバイク業界の方のようですが、こんな事は世の中では通用しません。
検査結果の偽装、不正な校正記録の提示による販売は立派な犯罪です。

軽い気持ちで小遣い稼ぎとでもと思ってやっているのかもしれませんが、マトモな業界なら会社の存続が危うくなる程の事態です。

ここを見ているとは思いませんが、もし思い当たる人が居たら、自分は人を騙して犯罪を犯しているんだという事を思い出して下さい。