ばか

今夜もカムを眺めながら、あれこれ妄想する馬鹿が一人。

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問題児はこれ

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カムモーションのZ9カム。

465リフト、つまり11.8mmリフト。

当然、こんなリフトのあるカムはヘッドに収まらないので、小細工がしてある。

カム山自体の基本円がノーマルより直径で2mmくらい小さく作ってある。

つまり、ノーマルヘッドに組むと、標準のシムより2mm位厚いものを入れないとタペットクリアランスが出ない。

もちろん、そんな分厚いシムを入れられるはずがない。

従って、純正よりバルブエンドを2mmほど多く突き出してやらないといけない。

それをどうやって組むか?

① 純正バルブシートを追い込んでバルブを2mmほど追い込む。

これは圧縮比が相当落ちるし、バルブコッター溝も2mm程上へ移動、バルブスプリングへのプリロードも変わってくる、現実的ではない。

② 純正より長いバルブを探して使う。

こちらが妥当だけど、コッター溝の位置が適正位置にくるか、あるいはコッター溝を切り直す余裕があるか、十分な検討が必要。

また、リフト量が増大して怖いのがバルブスプリングの線間密着。

ぎりぎり密着しなくても、あまりにも縮み代が無い場合はサージングの要因になる。


悩むな…

って、最近はこんなバカげたノリに付き合ってくれる人って死滅しましたね。

おとなしく、壊れないように、いたわって…

そんな付き合い方は、私にはできませんので


ノークレームノーリターンでお願いします。