セット長

過去記事の焼き直しとなりますが。

ハイカム組む時に確認したいのがバルタイやカムノーズの逃げなどは当然として、バルブスプリングの線間密着。

インナーシムにする際、リテーナーをどの車種、メーカーから使うかでバルブスプリングのセット長が変わります。

ここで今から書くのはバルブのセット長ではないです、バルブスプリングのセット長です。

これ、未だに都市伝説があって、インナーシム化する際にGPz/1100Rではない某別車種のリテーナを使う方がいいとのウワサが流れているのですが、使用用途によってはそれもアリなのですが、気を付けないと10mmリフトを超すカムを合わせると、カムもリフターもゴリゴリにやられます。

ヨシムラの軽量リテーナーも推奨以外のカムやバルブスプリングを組む際にはここを疎かにすると、新品カム/タペットが数百キロでゴリゴリに減ります。

ハイカムを組んだから壊れるんじゃなくて、ハイカムを組む際にはその辺りの事前計測確認をやっておかないと痛い目に遭います。

脳内シュミレート後の仮組は大事です。